みなさんは、3年後の自分を想像したことがありますか?
3年なんてまだまだ先と思うかもしれませんが、光陰矢の如し、
気がつけばあっという間に高校生活にピリオドを打つ日が
目の前にやってきます。(目の前の先輩方に聞いてみてください)
今、みなさんの立場(身分)が保証されているのは、高校卒業
まで。その先は何も決まっていません。幸いなことに、日本と
いう国はとても安全な国なので、身分が不確かな人でも普通
に暮らすことができますが、今般のコロナ禍がさらに深刻な
事態に陥った時、自分を守るために、自分の身分を証明できる
ことが必要となる可能性も否定できません。
(例えば、現在のみなさんは『高校生』、学生という身分があり
学生証で証明できます。仲の良い友達と部活動をはじめ、楽し
い高校生活が送れているのは、身分が保証されている上に成り
立っているのです。
しかし高校を卒業したら、次の身の置き場を作らなければなり
ません。大学生、専門学校生として学生を続けるのか、就職して
社会人となるのか、身分が保証されるということは人生におい
て非常に大きなことなのです。
ちなみに、浪人生やフリーターは、いわゆる無職扱いなので、
社会の様々な恩恵を受ける場合、不利になります。)
それくらい、自分の未来を考えておくことは重要なことだと
言えます。
これを読んでいるみなさんは、未来を見据え、大学進学を目標に
している方たちばかりだと思いますので、その目標に向かって
計画を立て、それを実行していくことが大切であることはもう
十分理解されていますよね。
しかしながら、これまでの自分を振り返ってみたとき、その計画
したことが100%予定どおり進んだことはまずなかったのでは
ありませんか?
予期しない不可抗力も含め、計画通りにはほとんどいかないのが
実情です。でも、それを理由に失敗を続けていくのは愚の骨頂と
いうもの。
先を見越して、早めの手当てをしながらできるだけ予定通りにいく
ようにしていくのが成功の秘訣でしょう。
つまり、学習においても先を見据えた『早めの動き出し』が合格の
カギなのです。
これまでは行き当たりばったりで何とかなってい
ても、今後すべてがうまくいくわけはありません。不測の事態を見越
して、先取り学習を実行する心構えをもってほしいと思います。